太陽の季節/石原慎太郎

ここ最近5冊ほど、石原慎太郎関連を読んだので、 必然と興味が出てきたデビュー作。 1956年(昭和31年)第34回芥川賞を受賞。 なんと67年前の作品です。 当時の解説にこの様なことが書かれていた。 「太陽族」とか「ドラ

続き

弟 / 石原慎太郎

元東京都知事の石原慎太郎が、弟、昭和の大スター、石原裕次郎について描いています。 私年代のイメージでは「太陽にほえろ」のボスでしょうか。笑 毎週金曜日の午後8時から放送。 その時間帯は絶対的な人気があった。 金曜日の八時

続き

救急病院/石原慎太郎

冒頭に出てくる、結婚間近の幸せなカップル。 友人の結婚式で出会い付き合うことに。 お互いの愛を確かめ、男の親へ挨拶。 これから新しい家族になるものたちの団らんは、 絵に書いたような幸せに、 進んで行く予感しか感じない。

続き

天才/石原慎太郎

田中角栄の生涯を、石原慎太郎が一人称で描いた自伝小説です。 本も買いましたが、最初はオーディオブックで聞きました。 ナレーターの方が「だみ声」だったせいもありますが、 まるで角栄本人に直接語られているような錯覚。 それく

続き

「私」という男の生涯 / 石原慎太郎

1956年大学在学中に書いた「太陽の季節」で第34回芥川賞を受賞。芥川賞で石原が有名になったのではなく、石原が受賞したので「芥川賞」が有名になった。そんな逸話が語り継がれる。 昭和の大スター・石原裕次郎の兄。国会議員とし

続き

明治の人物誌 / 星新一

星新一の父・星一。アメリカの大学を卒業し帰国して製薬会社を起業。事業は成功したが、政争に巻き込まれ衰退。しかしエネルギッシュな生涯だった。父の夢と理想を共にした野口英世、伊藤博文、エジソン、後藤新平など。 近代国家の形成

続き