認知症になる人 ならない人 全米トップ病院の医師が教える真実 / 山田悠史

 NY・マウントサイナイ医科大学(全米トップクラスの老年医学部門で長年1位)の老年医学専門医である山田悠史医師が、最新の科学的エビデンスを基に、認知症のリスクをわかりやすく解説した内容になっています。

 認知症は「なる/ならない」の二極ではなく「なりやすい / なりにくい のグラデーション」という、生活習慣によってが左右する位置が存在し、多くの人がその位置を「なりにくい」側へ移せる可能性があることを説いています。

 最新研究では、認知症の約45%が生活習慣の改善で予防可能とされており、やってはだめなものとして、次のことをあげています。

 『1日中座りっぱなし』『喫煙』『過剰な塩分摂取』『視力聴力の低下を放置』『中年期の過度な飲酒』『部屋の換気をしない』これらは脳血管障害や生活習慣病を通じて脳を害するという。

 認知症になったときの対応として、早期発見の重要性や、身体的な健康や経済的な豊かさ、精神的な充実感、その人がどれだけ「人間らしく自分らしく」人生に満足しているか、考えることも重要だと説いています。

 まぁまぁ、いろいろと書いてありましたが、私に認知症になる要素は、心アタリがありすぎます。(笑) それに、読めば読むほど、なるやつもいれば、ならないやつもいる。そんなワタシの結論です。(笑)

 しかし『なりやすい / なりにくい のグラデーション』という、とてもわかりやすい例えが知れたこと。そして認知症になってまわりに迷惑かけるくらいなら、病気で死ぬほうがまだ良いのでは。そんなことを考えさせてくれる本書でありました。