アメリカの株価がどうのこうの。そんなニュースで必ず出てくる「エヌビディア」という企業名。案外、私も含めて明確に企業の実態を知らない人は多い。
わたしは自作パソコンに熱狂していた時期がありましたが、エヌビディアと聞けば「ビデオボード」という思いつくくらい、それに特化したメーカーのイメージがありました。 ※ビデオボードとは、パソコンのディスプレイに映像を出力するパーツで、グラフィックボードとも呼ばれます。
半導体企業で初めて時価総額が1兆ドルを超え、一時的だったがアップルやマイクロソフトを抜き世界一になったときもあった。現在は3位に落ち着いているが、それでもグーグルよりも多いという。
新聞では半導体産業に関係する企業のようで、GPU(グラフィックスプロセッサ)を開発している半導体企業、という表現が多いが、実際は、GPUという半導体製品を開発しているだけではない。
GPUを使いこなしてAIのソフトウエアや、AIのサービスまで提供するソリューションプロバイダーであり、プラットフォーマーともいえるという。
半導体産業は30年以上前から「どうやって作るか」から「何を作るか」にテーマが移ってきた。このため設計が極めて大きな価値を持つ産業に変わってきた。しかし、日本は相変わらず、製造中心に関心があるため、足元にも及ばないのだという。
「GPUメーカーの世界ランキング」というページを見つけた。
1位:NVIDIA (エヌビディア)
2位:AMD (エーエムディー)
3位:Intel (インテル)
4位:Apple (アップル)
5位:Qualcomm (クアルコム)
NVIDIAは、GPU市場で最も評価され、認知されている企業で、GeForce、Quadro、Tesla、GRID、NVSのような製品ラインは、ゲーム、プロフェッショナルなグラフィックス、データセンターなど、さまざまなニーズに対応しています。最近では、ChatGPTに代表される生成AIに特化したGPUをNVIDIAが手掛けるというトピックもあり、さらに大きな注目を集めている世界的大企業です。
このように紹介されていた。私はパソコンをいじるようになってから30年も経つが、その頃はパソコンと言えばNECとか富士通といった感じだったが、現在の状況はぜんぜん違う。
こんな歴史を知るたびに「ムーアの法則」を思い出す。インテルの共同創業者であるゴードン・ムーアが1965年に発表したもので「半導体の集積率が24ヶ月で2倍」になるとする経験則です。
この激動の時代に生きれることは、幸せなのか。不幸せなのか。前者と思えるよう、あと何年生きれるかわかりませんが、ガジェットにお金を掛けて、精進しようと思います。笑
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