29人の女政治家を、
政策力、政治経験、選挙力、
保守層支持、ルックスで点数化。
登場する女政治家は次の通りです。
小池百合子、稲田朋美、野田聖子、蓮舫、中山恭子、山谷えり子、杉田水脈、辻元清美、山尾志桜里、福島瑞穂、吉良佳子、上川陽子、片山さつき、高市早苗、豊田真由子、金子恵美、佐藤ゆかり、上西小百合、三原じゅん子、今井絵理子、丸川珠代、嘉田由紀子、太田房江、小渕優子、鈴木貴子、田中眞紀子、土井たか子、扇千景、番外編として安倍昭恵。笑
永田町や霞が関は、男性優位社会。
しかし女性の政界進出は時代の流れ。笑
しかし、女性政治家の失言やスキャンダルも珍しくない。
女刺客、○○ガールズ、マドンナ議員。
そんな代名詞を着せられ、
選挙時の党の華にされても、
当選後は機会に恵まれず、
人知れず散る女政治家も多い。
女政治家が活躍するためにも「女性だから」と重宝するのではなく、「政治家の資質」を問うことが必要ではないかと著者はいう。
著者の印象は、野田聖子さんを大分評価しているようです。
そして、辻元清美はケチョンケチョン。とにかく嫌いなようです。笑
田中真紀子は「角栄の娘」という形容詞は間違いだとか、
今井絵理子には青春の残像でありつ続けて欲しかっただとか、
とても興味深い内容でありました。笑
印象的だったのは、金子恵美だろうか。笑
夫の宮崎謙介の不倫報道と議員辞職を受け、当時妊娠・出産で入院していた金子の去就が注目され、そのことで金子は余り良くない意味で全国区になったが、金子自身は元来、新潟市議会議員を経て新潟県議会議員へとステップアップした人だ。三原じゅん子や豊田真由子と違って、政治的経験がゼロの状態から国政に進出してきたのでは決してないのである。県議会議員から国政代議士に進出するのは野田聖子と同じパターンである。県議→国政はよくあるものの、市議→県議→代議士は、理想のキャリア形成であり、政治家としての素養は「お騒がせ枠」に入れるのが躊躇するほど真っ当なのである。解散により金子は新潟4区で落選した。宮崎の件が無かったら、金子は当選していた、というのは歴史にIFはないので分かりかねるが、多分半分正解で半分不正解であろう。
現在はすっかりテレビのコメンテーターという感じの彼女ですが、市議からのステップアップだったとは、意外な印象です。
気になって宮崎謙介を調べましたが、こちらはいきなり国会議員でした。しかし、テレビでみる印象のダメ男は感じられない、輝かしい経歴でした。笑
金子は二人目の妻で、元嫁は加藤紘一の娘らしい。笑
日本では女性政治家の男女比率は、世界の中では低く、女性がリ-ダ-シップを発揮している印象はありません。
日本では未だ女性内閣総理大臣が誕生していませんが、いつの日か誕生するのだろうか。それは誰なのか。私が生きているうちに見てみたいものですね。笑
13 th in June / 162 th in 2023