先日読んだ「ホテルローヤル/桜木紫乃」
ラブホテルを舞台に繰り広げられる、様々な人間模様について興味が湧いたところに、Kindle Unlimitedで見つけたので読んでみました。「ラブホテル」という読書の連鎖です。笑
本書は脱サラしラブホテルオーナーになった女性の、日々の苦労話や仰天エピソードがたくさん描かれています。
あまり居ないとは思いますが、これからラブホテル経営をしようと思っている人には、必読書となることでしょう。笑
基本的には、コソコソと出入りする場所なので、情報についてオープンになっているとはいえないラブホテル。そのへんの裏事情というか、客として体験するだけでは感じ取れないであろう、題名の通り「ぶっちゃけ話」をたくさん知ることが出来ました。
彼女を寝取られたとホテルに殴込む男
AV撮影隊が来ると大惨事
チャリンコで来る青春カップル
家族で来る輩たち
女同士客の赤シミは「蝋燭」
いつも全身タオルで隠している女は男だった
シンナーアロマの異臭客
ホテルの駐車場ではじめる輩に対し、ストップが効かないタイミング?で「お部屋にどうぞ」
ビールを何回も頼む一人客のオヤジの姿は「赤い紐パンティー」毎回ターンしイチモツがはみ出るのだという。笑
ラブホテル経営者の視点からみた情景を、実際はとても大変なんでしょうが、とてもおもしろく描かれています。ラブホテルや性産業は儲かるのでは? そんな風に単純に思っている人にとっては、自身の考えが浅はかだった事を痛感させてくれることでしょう。
私はラブホテルというものを、利用することはありません。笑
いつも利用する人は、本書をよんで「ラブホテル」という施設を運営してくれている人達に感謝しながら、マナーを守って利用して欲しいと思います。笑
20 th in October / 288 th in 2022