20代からお金・資産運用の勉強を開始し、ある程度の資産を築き、本業以外の収入が本業を超えたときから会社を卒業。好きな仕事だけで生きていく生活をしているという著者。
社会人になって以来、同じ収入を得ているはずの会社の同期が驚くほど、お金が無いのを目の当たりにして、日本の金融教育は遅れている。お金について学ぶ場が無いため、生涯使えるお金の総額に直結してくると思ったという。
そのお金について、学ぶことの有無が、人生における選択肢を変えて来る事に気付いていない人が多い。「お金について考える事は人生について考える事」
そう断言しています。
そして現在の夫。出会った当初は、お金の知識が無さ過ぎて、リボ払い借金地獄から抜け出せずにいた。イチから徹底的に指導した結果、1年で借金完済、投資が出来る様になるまで成長。 そんな彼と著者との二人三脚のストーリーを彼目線の小説にしているのが本書です。笑
著者いわく「95%実話です」だそうです。笑
私も様々な、貯蓄、投資系の本は読んでいますが、
この本は、ほぼ実話。そして小説形式です。
リボ払いで苦しんでいる主人公が、彼女にどんどん教育され、金融スキルをアップする。
私が読んできた本に書いてあった、こうやれば良い。それはほぼ共通していますが、なかなか感じ取れなかった「男女間の流れからのお金のスキル」それらをとても広い範囲で知ることが出来ます。
ビジネス書は読めないけど小説は読める。
でも、少し投資に興味がある。
そんな人には大変、オススメできる1冊だと思います。笑
本書で響いた言葉がありました。
使うお金の種類はね、消費・浪費・投資、この3種類がある事をまず意識してみて。
お金を貯めるのって、過度な節約をする事が推奨されてる場合もあるけど、私は自分が何の為にお金を使ってるか、認識してればいいと思ってる。
私のお酒は「投資」に分類したいと思います。笑
28th in July / 208th in 2022