刑務官が明かす死刑の話/一之瀬はち


刑務官の仕事について、なかなか世間には出回らないであろう、

そんな事柄についてたくさん書かれています。

刑務官以外にも、死刑の判決が出たあとの死刑囚はどんな生活を送るのか。

死刑囚の様々な心理や行動など。

私も死刑囚が収監中に書いた本や、収監されている死刑囚を取材をした本を沢山読みましたが、収監されている側からではなく、それを監視する立場、そして死刑を執行するというとても重大な任務を与えられている人たちの目線。

そんなことがたくさん感じ取れることが出来ました。

人を殺すという行為を実行する「公務員」が世の中に存在する。

そんな事をあらためて考えさせられるだけでも、読んだ価値はあったでしょう。笑

マンガでしたけど。笑

ことあることに、情報が漏洩しないように。

極秘事項で絶対外部には知られてはダメ。

そんな記述がたくさんありますが、

これほどあからさまに開示して良いのだろうか。笑

初めて知れたことはもちろんたくさんありましたが、

そこまで暴露してもいいのだろうか。笑

そんな事を感じさせてくれる1冊でした。

死刑になる予定がある人、死刑になりたい人。

是非読んでおくべき1冊です。笑

9th in July / 189th in 2022