この事件は連日報道されていたのでよく覚えている。
特に印象に残るのは、よく報道されていた、
林真須美が報道陣にホースで水を掛けるシーン。
そのことについても触れています。
この書籍は「冤罪ではないのか」そんな視点で、
マスコミや検察、さらに日本全体が、
「犯人は林真須美」そんな洗脳をもとに、死刑判決まで出された
経緯が綴られています。
本の表紙にもあるように、
「動機なし」「自白なし」「物証なし」
たしかに保険金詐欺はした。
林真須美も旦那の健治も、金になるなら何でもやった。
自分でヒ素さえ飲んで、金のために障害者になる。
近所の住民に毒入りカレーを食わせて、
金になると言うこれと言った「動機」が見当たらない。
和歌山県警が、林真須美を犯人に仕立てなければ。
そんな焦りが読み取れる内容がある。
和歌山県警科捜研の研究員が、2010年に発生した交通事故や変死事件など、少なくとも6事件7件の鑑定で証拠を偽造したとして、証拠隠滅を有印公文書偽造・同行使の容疑で書類送検され、有罪判決を受けたと言う。
こんなの、ニュースで聞いた覚えないし・・・笑
テレビをみるより、皆さんちゃんと。
本でも読みましょうね。笑