8050問題の深層 「限界家族」をどう救うか/川北 稔

日本社会が抱える問題の1つ、8050問題。

80代の高齢の親が、50代の無職やひきこもり状態の子どもと同居し、経済的な困窮や社会的孤立に至る世帯が増えているという。

自分たちの子供のことを誰にも相談できない。

そのまま数十年がたってしまった。

そんな悲痛な声も聞かれる。

ひきこもりに関する相談先が分からない。

ひきこもる子どもがいることを他人に話せない。

社会から孤立。

ひきこもりの長期化、そして高年齢化が非常に深刻な状況なっていると言う。

ひきこもり問題が若年層特有の課題としてとらえられてきた時代もあった。

長期化により高齢化や未婚化。

そんな人口構造の変化により、

家族を取り巻く環境は大きく変化している。

「限界家族」

精神的にも体力的にも経済的にもぎりぎり。

そんな状態まで追い込まれた家族。

そんな状況においても社会とのつながりを持たない。

家族間だけで支え合う。

私の身近にはその様な家族はいない。

もしくは、社会との接点が無いことにより知らないだけなのか。

世間一般で盛んに語られる「少子高齢化」

そして最近何作か読んだ「ソロ化」

すべての事柄が関係し、複雑に絡み合っている。

そんな印象です。

生活のスタイルは多様化している。

それは幸せなのかもしれない。

しかし、いろいろな所に新たな歪が発生する。

知れば知るほど奥は深い。

大変勉強になりました。笑