ムシバミヒメ_2巻 / 東元俊哉

 たまには漫画でも読んでみようかと思い、KindleUnlimitedをめくっていたら、表紙が印象的。ただそれだけで、1巻を読んで、引き続き2巻もKindleUnlimitedにあったので、手に取りました。

 1巻の終わりで、田中愛は同居人・山口美羽の異常行動に耐えかね、美羽の部屋に侵入して恐ろしい「コレクション」(愛の私物や髪の毛、人形などを使った監視・模倣の証拠)を見つけてしまう。美羽、の本当の正体に疑念を抱き始め、愛は同居解消を決意。

 2巻では、愛が本格的に美羽から逃げようとする過程が描かれます。愛は美羽の異常な監視に気づき、精神的に追い詰められながらも、美羽の過去を探ろうとする。

 物語は並行して、愛の周囲の人間関係も崩壊し始めます。美羽の策略により、愛の友人や知人たちに嘘の情報が流れ、愛が孤立していく。美羽は愛の生活を完全に把握し、愛の行動を先回りして妨害・模倣し続ける。

 実は「山口美羽」という人物はすでに死亡しており、現在一緒に暮らしている「美羽」は別人が成り代わっていることが強く示唆された。

 美羽(偽)は愛の人生を乗っ取るために、愛の外見・習慣・人間関係を徹底的に真似し、周囲を騙して「本物の愛」を排除しようとする。

 2巻の終盤では、愛が美羽の母親殺害の現場に近い状況に巻き込まれ、警察沙汰になりかけるような緊迫した展開へ。

 愛は美羽の狂気を止めようと必死になるが、美羽の計画はさらに周到で、愛の信用を失わせる罠が次々と仕掛けられていく。

 こんな感じで、まぁまぁスリリングで、読んでてとても楽しいんです。これがkindleUnlimitedで、1巻と2巻は月々980円で読めるわけです。もちろん、3巻も4巻も読みたくなるのは自然な流れなのです。

 1巻と2巻はUnlimitedで餌に食いつき、3巻、4巻は定価で購入するというAmazonマーケティングの被害者になってしまいました。被害者になるだけでは悔しいので、3巻も4巻もちゃんとアウトプットしようと思います。