渋沢栄一、マルクス、安藤百福、ファーブル、山中伸弥、アインシュタイン、赤塚不二夫など。偉人たちはそのとき、どんな転機を迎えたのか。
「遅咲き」の人生には共通点があった。人生の先輩に学ぶ、折り返し地点を越えて挑戦する秘訣が書かれています。
著者は「偉人研究家」と名乗っています。WIKIで調べたら、偉人に関する書籍を30冊くらい刊行しているようです。その中で本書は「遅咲き」について焦点を当てた本書のようです。
後世で「偉人」と称された人のなかには、人生の後半で成功した「遅咲き」の人が少なくない。「遅咲き」とは単に「年齢を重ねたのちに成功した」ということだけではなく、学生時代にはまるで期待されていなかったのに、世界を変えてしまったような人物のことも含まれる。いわゆる「大器晩成型」の偉人たちが、どのように中年期を過ごしたのか。
登場人物の共通点は「どんな状況においても歩みを止めず行動し続ける」ことといった感じだろうか。コツコツ積み重ね、やり続けることで、点と点はいつ、どんな形で交わるか予測できない。
自分自身のこれまでの歩みと重ねながら読むことで、多くの気づきを得ることができました。私は現在57歳です。なにか新たな試みで成功できたら、それは十分「遅咲き」といっていいレベルです。なにか「遅咲き」出来る何かを模索し、「読書&アウトプット」をコツコツと続け、これからも精進しようと思います。(笑)