エブリシング・バブル終わりと始まり:地政学とマネーの未来2024-2025 /エミン・ユルマズ

 日経平均株価は2025~26年に5万円を付け、2050年には「30万円時代」がやってくるという。 

 日経平均は1950年110円で始まりほぼ40年後の、1989年38,915円をつけた。その倍数は350倍です。それから35年後の2024年までその値段を上回ることはなかった。成長期の40年のあと30年の停滞期を経てこれから成長期に移行するのだという。

 かたや、NYダウは1989年は2,753ドル、2024年は44,910ドル。ほぼ16倍になっています。日経平均株価も2012年から現在4倍になっていることを考慮すれば、日経平均株価も30万円になってもおかしくないのかもしれません。

 本書で書かれているのは、世界のお金が中国から日本に流れ、さらに中国とアメリカの冷戦が続けば続くほど日本の経済は上がる。それには地政学が重要になってくる。そんな感じだろうか。

 Audibleで流し聞きしたので、熟読した感じではありませんが、もう1回聞いてみようと思います。

12月9冊目_2024年224冊目