2012年に書かれた本ですが、現代に通じる内容がたくさんあり、とても興味深く読ませて頂きました。
「あと数年で会社はなくなる」
「中国は2025年まで発展、日本は2020年以降、崖から転がるように落ち込む」
「iPhoneは2016年に製造終了」
本書で語られる、予言の数々です。
会社もまだあるし、iPhoneはまだまだイケイケですが、
そのエッセンスというか、未来予測をする上で、
そんな学びが出来た不思議な感覚でしょうか。笑
日本を取り囲む状況は、真っ暗だが、
「これからの日本は、チャンスに溢れている」と著者はいう。
若者が少ないと嘆くが、それは人口に対する割合で、
絶対的人数は、欧州諸国の国々より若者が多い。
絶対数から考えれば悲観的になることは無いという。
10年後、自分は65歳になる。
自分を考えることはもちろん重要ではありますが、
自分なりでも良いので、ちゃんと予測を立てたうえ、
前向きに行動しなければならない。
10年後なんてわからないとか言わないで、
何も行動しないより、
まずは一つ行動してみよう。
そんな風に思わせてくれる内容でありました。
3 th in June / 152 th in 2023