在日韓国人という生い立ちから、差別を受け続け、
幼稚園時代には日本人の子供から「朝鮮人!」とののしられる。
投げつけられた石で頭から血を流すこともあった。
その傷は今でも残っているという。
しかし小学校に入り、16歳でアメリカに渡るまでは
安本正義と名乗っていた。
「やっさん、やっさん」と周りから慕われていたと言う。
教師になりたかったが、
日本国籍が無い自分にはなれないことを知る。
しかし教育に関することをしたい。
中学生のとき、塾を経営することを思いつき、
周りの大人や先生に相談したという。
そしてアメリカに行く決心をする。
パスポートに刻まれた名前は
「まさよし そん」
友人に黙っていた事を心から詫びたという。
少年時代に孫正義が藤田田を訪ねたのは有名なエピソードです。
そして言われた言葉は、
「これからはコンピューターの時代になる」
16歳の少年はまわりの反対を押し切り、
単独渡米を敢行する。
まわりの大人を説得するとき、言っていたセリフに印象的なものがありました。
僕は韓国籍です。自分には、日本で活躍できる場所が無いんです。でも、日本人は、アメリカで勉強した人には弱いでしょう?
確かに、海外に居たとか言う人に弱い人は多い。笑
本書は生い立ちから16歳のアメリカに行くまでが描かれています。
Kindle本だし「小説」と書いてあるくらいなので、
信憑性は定かではありませんが、そう言えば孫正義関連の本を、あまり読んでいないのに気がつきました。笑
腐るくらいたくさんありそうですが、
少しづつ読んでみたいと思います。笑
17 th in May / 122 th in 2023