残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 / 橘玲


伽藍を捨ててバザールに向かえ!恐竜の尻尾のなかに頭を探せ!

なんのこっちゃ。本書を読んでいない人は全くわからないでしょう。笑

貧困、格差、孤独死、うつ病、自殺。

世界はとてつもなく残酷になった。自己啓発書など「努力すればできる。夢は叶う」というが、奇跡は起こらない。

生まれ持ったものは変わらない。

しかし絶望しなくてもいい。生き延びる方法は確実にある。

様々な分野から、数多くの文献を元に、著者の論理が展開されています。

勝間和代と香山リカの喧嘩から始まり、

やっても出来ない人の成功哲学。

能力はどこまでも向上するのか。

自分を変えることは出来るのか。

他人を支配すれば幸せになるのか。

話が様々な方面に飛んで、一体何を読んでいたんだっけと思うほど、一つ一つの論理は引き込まれるほど納得させられますが、多すぎて上手くまとめられる気がしませんね。

Amazonのレビューを見ても、感心させられるレビューがありませんでした。笑

恐竜の尻尾のなかに頭を探せ!

本書では恐竜の背中を「ロングテール」に例えています。

ショートヘッドを目指すのではなく、

ロングテールのフラクタル構造に注目し、

自身の位置を変えるのではなく、今いる環境を整える。

ロングテールの中にショートヘッドを構築できれば、

負け組の中の勝ち組になれるという。

用語がわからない人はググッてください。笑

ロングテールの中にあるフラクタルでショートヘッドになる。

私の知識として、メモさせてください。笑

06 th in May / 111 th in 2023