すぐに使える! 頭がいい人の話し方 / 齋藤孝


話し方を変えれば、頭もよくなる。思考能力の基礎をつくるのは、言葉を使う力にほかならない。本書は自分の話の中に加えることにより、相手に与える影響を変えられる、便利なフレーズやテクニックなど、さまざま紹介されています。

「大事なことを先に言うと・・」

「あくまで叩き台ですが・・」

「コンセプトは・・」

「切り口を変えて・・」

「推移を見守る」

「ゴールから逆算すると・・」

「メリットは・・デメリットは・・」

「大事なことなので先に言うと・・」

具体的なテクニックはすぐ実践できそうな気がしましたが、いちばん腑に落ちたのは・・・

「話すように書け」ではなく「書くように話せ」

社会人なら、身だしなみのチェックを欠かすことはない。外見が大事であることは、誰もが認識している。

ところが、自分の話し方をチェックする人は意外に少ない。話し方は脳ミソの外見と同じようなものなのに。

試しに、自分なりに三十秒から一分でまとめた話を、録音して聞いてみるといいという。

それを一字一句書き起こしたとき、果たして読める文章になっているか。

多くの場合、自己嫌悪に陥るに違いない。

私など、ゲロが出そうなレベルだろう。笑

その証拠に、スピーチをした夜はやけ酒なのか飲みすぎる。笑

よく文章を書けない人に「自分の言葉で喋るように書けば良い」

そんな風にアドバイスをする人がいる。

私は、喋るより書くほうが得意と思っているので、

あまりそんな風に思わない。

しかし著者の言う、

「文章の書き方を練習するより、話し方を練習しろ」

腹を何かでえぐられて、眠れそうも無いので、

今夜も飲もうと思います。笑

15 th in ​​April / 86 th in 2023