妻を愛する技術 ―スローセックスから日常の会話まで–/ アダム徳永

いつまでたっても男性に本当の幸せはやって来ない。

時代のスピードは加速し続け、社会情勢や人々の価値観が目まぐるしく変化する今の時代だからこそ、過去を振り返っていては、夫は社会からも家庭からも取り残されてしまうという。

しかし、女はちがう。

日本の女たちは、老いも若きも、男性にも劣らぬ順応性と適応能力をフルに発揮し、この世に受けた生を輝かせようと、時にしたたかに、時に逞しく、刹那的ではあったとしても、今を謳歌している人々がいる。

しかし、そんな女性たちに「今、あなたは幸せですか?」と聞いた時、明確に「YES」と答えられる人は、想像以上に少数。

その理由ははっきりしている。

彼女たちには「愛」が圧倒的に足りないという。

男という生き物は、仕事や趣味が充実していれば、何とか満足することが出来る。

しかし女性は、どんなに女性の社会進出が進もうが、どんなに見た目だけは男女平等な世の中になろうが、愛がないと生きていけない生き物。

旧態依然とした夫婦観を、社会の空気や意識レベルから変えていかなければならない。

今こそ一人ひとりが「愛妻家は格好いい」と、宣言しましょうと著者は説く。

私は妻の感想は無視しているが、

自称「宮古を代表する愛妻家」です。笑

妻を愛さなければ、妻から愛してもらうことも出来ない。

夫婦がこの当たり前の関係になっていなければ、どんなに会社で出世しようが、どれほどお金持ちになろうが、根源的な、本質的な意味での「男の幸せ」を自己実現することはできない。

目標は、自他共に認める愛妻家です。それが、あなたが男の幸せをつかむための最良の方策であり、最短の近道だと言う。

とりあえず、自分では言っているので、自他の「他」から認められるよう、精進しようと思います。笑

1 th in ​​April / 72 th in 2023