Ai 愛なんて 大っ嫌い / 冨永愛

モデルという一見華やかな世界。

それに反してとても貧乏だった子供時代。次々と男を変える毒親の母。そして背が大きいという理由で受ける壮絶なイジメ。

包丁を手首にあてた時もあったという。

そんな「怒り」を「復習」へとシフトする。

怒りをバネにして、今までイジメたやつに殺意すら抱いています。笑

私もデカイ。イジられた時はさんざんあるが、それをネタにイジめられた記憶は無い。男で良かった。笑

著者は背が伸びないためなら何でもやったといい、

中学生のときからショートホープを吸っていたという。笑

それでも身長は止まらなかった。

吸い始めからショートホープとは、なかなかカッコいいじゃねーか。笑

私もタバコを吸いはじめた時は、168センチくらいだった記憶がある。デカくなる奴はデカくなるのだ。笑

人のレビューを読んでいると、本書を「成りあがり/矢沢永吉」とダブらせて語っているものがありました。矢沢ほど周りに冷酷ではありませんが、私も同感です。笑

怒りをバネにのし上がって行く姿。そのおかれる環境の変化など。

成功、恋愛、結婚、出産、離婚、引退。

そして息子への愛情など。

彼女の心境の変化から葛藤。

とても深く感じ取れる自叙伝です。

当たり前ですが、成功する人は簡単に出来ていない。

とてもパワーを貰える内容でありました。
ファンになる程ではありませんが、今度テレビで彼女を見かけた時、とても優しい気持ちで見れると思います。笑

14 th in January / 14 th in 2023