自分を変えるノート術/安田修

たまに読みたくなる、ノート&メモ系。

この手の本によくあるのは、ノートの種類や書き方を限定的に指定するものが多い。

本書は使う手帳やノートは何でも良いが、

大きい方がいい。その程度。

何冊も読んでいる人間としてはそれだけで好印象です。笑

私はノート&メモ系の本は10冊以上読んでいますが、現在行き着いたのは、A5のシステム手帳です。

筆者が言うように、ノートは大きいほうが良いと言うのは、小さいメモを使用するとすごく体感できる。一つのことについてメモすることは出来ても、カタマリとか流れ。その時の気分など。あまり記録出来ない印象がある。

スペースが広いほうが良いと言うのも、私自身、凄く思っているが、持ち歩く前提で考えるとA5の大きさが一番かと落ち着いて、もう2年以上使用しています。

筆者はノートと向き合う時間を「一人合宿」と呼び、自分と向き合い考え尽くし、それをアウトプットする事が重要と説いています。

「考え尽くし」とは書きましたが、

実際は頭の中の思考回路の全て、限界まで書き出すことにより、

自分の思考回路に空き容量を増やすことが重要だと言う。

この手のハナシはノート術系の本によく出てくるハナシです。

本書でも書いてありましたが、

自分の脳をパソコンのCPUやメモリーに例えると良いと言う。

負荷がかかると、CPUやメモリーは機能低下する。

抱えている容量をHDDやSSD。

ノートやメモに開放することにより、性能を最大限に発揮出来る。その状態を意図的に作り出してやれば良いと言う。

書き出す事が大事であり、それはあとから読み返せないくらい、汚い状態でも良いと著者は言う。参照できる、雰囲気が感じられるものであればさえ、十分それには意味がある。

聞いた、見たことを、書く。

最小限のアウトプット。

それをするだけでも、十分意味はあるのだろう。笑

話している相手が、メモをとっている。

そんな状態は、悪印象を与える場面は少ないだろう。

そんなことを思う。笑

飲みながら一人でテレビを見るとき、

飲みながら何かをするとき、メモを取るときがある。

すごく有意義なメモだと思う。

家で飲んでも終盤記憶が無い。そんな「アラカン」

残り少ない人生の記憶を残してくれる。笑

些細なことでも、メモしたいものですね。笑

著者の様にノートと向き合う「一人合宿」

いつもの生活や連絡術から自分を遮断し、

ノートに自分の今の思考を解放する。

それにより、新しい発見や気づきをひねり出し、自分の頭を限界までカラにする。

パソコンで言えばリセットのようなものだろうか。

私もそんな似たような感覚を持っている。

1日の最後は必ずリセットする。

しかし、そのアイテムは酒。

本日も飲んでしまいました。笑

5 th in January / 5 th in 2023