ギフト/原田マハ

「さいはての彼女」に続き、原田マハさん、多分2冊目。笑

仕事や恋愛などで悩んでいる主人公たち。

人にギフトを送ったり、

人からギフトをもらったり。

そんなことから始まる、

ちょっとステキなエピソード。

そんな短編が20個収録です。

短編は幾つも読んだことはたくさんありますが、

これほどの数が収録されたものは初めてかもしれません。笑

短編1つにつき、5分程度で読める印象です。

それなのに、ひとつひとつが「ほっこり」させてくれ、ちょっとしたささやかなギフトでも、過去のわだかまりを解決してくれたり、これからの希望を与えるエピソード満載です。

著者の文章に惚れ惚れしてしまいました。笑

子供の頃は誕生日やクリスマスなど。若い頃には何かにつけて飲む理由として「誕生会」など。プレゼントをあげたり、もらったりすることは多くあったが、年を追うごとにそんなやりとりは夫婦間も含めて、どんどん減少している印象です。笑

しかしこんなものに溢れている現代だからこそ、

送って喜ばれるギフトもあるのでは。

そんなことを考えさせてくれる1冊でありました。

今度久しぶりに会う人に、

自作のポエムを朗読してあげようと思います。

もしくは川柳にします。笑

きっとワタシを軽蔑出来ると思うので、

覚悟しておいてください。笑

15 th in December / 361th in 2022