文春砲 スクープはいかにして生まれるのか? /週刊文春編集部

週刊文春編集部がどの様にしてスクープを取るのか。

そんな手法が事細かに綴られています。

ベッキーの不倫。

SMAPの解散劇。

甘利明大臣の金銭授受。

舛添知事公用車私的利用など。

読んだ人はみんな感じると思いますが、ベッキーさんの件だけ、他のスクープより詳しく書かれています。情報を仕入れてから、裏付けから始まり、実家突撃取材まで。その後の経緯まで。

まぁ、私もそのへんが読みたくて手に取り、まんまとハマりましたが、川谷絵音の実家周辺を張り込んでいる様子など、ちょっとしたミステリーをよんでいるような錯覚を覚えるほど、お見事な描写でありました。笑

スクープのネタを取るには種まきが大事だと言う。それは「罠」かと思えばそうではなく、情報を提供してくれる人との人脈関係を如何に築き維持して行くことが大事なのだという。

売上を増やすためなら何でもやるというスタンスでは無く、政治ネタなど公益性にも配慮したバランスを心がけているらしい。

「文春リークス」という私もホームページで確認しましたが、要するにタレコミサイトが文春のホームページの中にある。旦那の浮気を調べて欲しいなどの個人的なものから、大物政治家のスキャンダルなど。1日100件以上のタレコミがあるのだという。

大抵のものは信憑性が乏しいものが多いが、取材を始めるキッカケになることも多いという。スクープを積み上げるほど、集まるリークスが増える相乗効果。そんな狙いを感じることが出来ました。

私が何をやったところで、週刊文春の記事になることは無いと思いますが、気をつけたいと思います。笑

特に飲みに出た時は注意ですね。笑

34 th in October / 302 th in 2022