読んでも読んでも、クマ関連の本が無くならない。笑
福岡大学WV部のヒグマ襲撃事故の検証をはじめ、近年のクマとの遭遇被害の事例。専門家による生態解説など含め、クマ遭遇被害の実態が詳細に書かれています。
・クマは火を恐れない
・クマは獲物に異常なまでの執着を見せる
・クマは「逃げる者」を追う
・クマには死んだフリが通用しない
・クマは自分が得たものに執着する
・クマは味を覚えるとまた食いたくなる
つまり、人の味を覚えた個体は危険だと言う。
クマに遭遇して襲われる。
それは熊の防衛本能で、本来は人間の生命まで奪うほどの行動までには至らないと言う。仮に生命を奪われるほど、攻撃をされるのは熊自身の生命に危険が及んだ時、防御に伴う攻撃である。
本書では勇気を持って、地面に伏せて全力で首と頭部を両腕で守るべきと本書は説いています。熊は必ず最初に顔面から攻撃する。致命的になりやすいのは、顔面を狙った攻撃なのに、首にあたって頸動脈を損傷することにより死んでしまう事例が圧倒的に多い。
人間はウマい。そんな体験をしている個体でなければさえ、イタズラだけして生命を奪う行動まではしないと言う。
頭では十分理解できた。
熊と至近距離で遭遇したら。
自分の生命を維持するためには、致命傷になる傷を負わないために、後頭部と首の横を隠してうつ伏せになる。
とても自分が出来る行動とは思えませんが、頭の片隅において置こうと思います。笑
7th in October / 275 th in 2022