前書「世界のニュースを日本人は何も知らない/谷本真由美」も読みましたが、今回もとても興味深く、勉強になることだらけでございました。
日本のメディアは自国の事を中心に報道する。他国を批判する報道より、自国を批判し、他国を推奨する。そんな報道が多い。
しかし著者いわく。日本がダメなのではなく、海外がダメなことを知らされていないだけでは無いのか。そんなことを考えさせられる。そんな内容でございました。
政治/格差/国民性/教育/日本称賛の事実など、世界を見る目がガラッと変わる印象です。
・世国のヤバすぎるコロナ対応
・広がる東アジア人差別
・貧民に容赦がないアメリカ人
・世界一幸福でも教育レベルが低いフィンランド
・「欧米の学校は自由」はただの妄想
・中国ゲームが世界市場で失敗した理由
・「子ども部屋おじさん」は世界の最先端
・誘拐多発の先進国
・世界は「自己中」だらけ・・など。
イギリス王室。エリザベス女王の存在の大きさと人間性。離脱を表明したハリーとメーガンが、どれだけやらかしたことがスゴイことなのか。
日本のニュースではとても感じ取れない事実を知ることが出来ました。
外国に住んでみると、実際に日本から抱いていたイメージとは違うし、日本って素晴らしいよ。そんな内容です。笑
諸外国をディスっている分、日本人で良かった。そんな風に思わせてくれる。
海外のここが素晴らしい。そんな報道が多いのは確かではありますが、そんな事実には裏が有るのでは無いか。そんな風に思うべき。報道という一方向からみた事実をすべて信じるべきでは無い。
そんな事を考えさせてくれる1冊でありました。笑
22th in July / 202th in 2022