夫のLINEはなぜ不愉快なのか/山脇由貴子

男側からすると、少しドキッとする本書のタイトル。

必要な伝達事項を送っただけなのに。

妻はイラッとする。笑

基本的に男性は、何かを伝える為にコミュニケーションをとる。

そしてその方法は用件のみ。

事実を伝えるというアクションを大事にする傾向がある。

しかしその報告じみたラインに「上から目線」を感じてイラッとするのだという。

男性と女性のコミュニケーション。

スタイルの違いを明らかにしながら、

関係改善のヒントを提示してくれます。

「夕飯何がいい?」「何でもいいよ」「どっちが似合うかな?」「どっちでもいいんじゃない」

妻とこのような会話をした覚えはないだろうか。

夫としては正直な気持ちを言っただけかもしれないが、

妻には「この人は私に関心がないのだ」と思わせてしまう。

女性は会話をして共感を積み重ねていくことを求めるため、用件だけのLINEや「どっちでもいい」会話を嫌うのだと著者は説いています。

男と女のすれちがい根本的原因は

「男性は解決重視」

「女性は感情重視」

なるほど、なるほどと感心させられました。笑

具体的な事例や、夫婦でのやり取りなど、

こうではなく、こうしたら良い。

とても具体的に示唆してくれるとても参考になります。

どれくらい実践できるかは別として、

頭の奥底に入れておいて損はない。

そんなとても勉強になる1冊でありました。

4th in July / 184th in 2022