人は家畜になっても生き残る道を選ぶのか?/森田洋之

医療業界やメディアが先導するコロナ騒動。

経済はメタメタ、人間の交流を邪魔し、

「自殺数増加」をさせてしまった。

「コロナに感染したら社会の迷惑・厄介者」

そんな風潮を浸透させている。

そんなメディアのあり方はどうなのか。

コロナ騒動が始まり2年も経っているのに、

コロナウイルスが日本社会に与えている健康被害は非常に小さいことが統計的に判明しているのに、社会の過剰反応は当初と何も変わっていない。

変わらないようにするため騒ぎ立てている。

その様に感じるレベルです。

今後もこのような風潮が続くのか。

そうであれば「新しい生活様式」となって社会に定着し、

文化になってしまうのか。

そんな「家畜」のような生活。

感染を恐れて人との絆や接触を断ち切るような社会。

後世に残すべきではないと著者は説く。

コロナに限らず、医療全般について触れている本書です。

安心安全という医療は、患者の尊重を無視して良いのか。

「医療」と言う「商品」ほど売手主導の商品はない。

医療にはなぜ「市場競争原理」が働かないのか。

医療施設も患者も増え続ける。

普通に考えれば価格が下がるであろう「資本主義」

しかし医療費は増え続け、患者は増え続ける。

単純に医者は患者を直さない。

直すと儲からないからだという。

夕張市が破綻したあとに、医師とし現地で勤めた経験から語られています。予算がないから医療は提供出来ないわけではない。医療と言う名の無駄な施術をしていただけ。
そんなコトをのべています。

医療の闇とか、無駄な治療。薬剤業界の闇など。

そんな本はたくさんありますが、

違った面から、大変勉強になる1冊でありました。笑

14th in June/172th in 2022