カラスの親指 by rule of CROW’s/道尾秀介

KindleUnlimitedのオススメにいつも出てくるので、読んでみた。

ここ何年かでミステリー系は何冊も読んでいる。

私の中ではナンバーワンだった。

それは断言出来る。そんな1冊でありました。

1回読み終えたあと、また最初から読み直した。

1回目でよくわからなかった、そして読み流した部分を

興味深く探ることにより、より楽しむことが出来ました。

1回目読んだあと、直感的に映画化されているのではないか。

そんなコトを思い調べて見るとなっていた。

阿部寛、村上ショージ、のん、石原さとみ。

2回目はそれをイメージして読むことにより、

より、臨場感を感じることが出来ました。

詐欺を生業とする男には、ある暗い過去があった。

詐欺仲間と二人で暮らしていたが、

何者か狙われ住家を不審火で失う。

仕方なく始まった仮住まい先。

ひょんなことから詐欺師の不良娘との同居生活。

詐欺を主題に、騙す者と騙された者、それぞれの過去が複雑に絡み合う。

互いに素性を隠しながらの共同生活に、ハラハラさせられるとともに、繰り広げ
られる軽妙なやり取りには笑いあり。ラストのどんでん返しには圧巻です。

年何百冊も読んでいる私が、続けて2回読んだということで・・・ 大変おすすめです。笑

映画もあるらしいですが、どちらもみた人のレビューを見ると、映画の方は大分はしょっている部分があると言っている人が多いです。

是非原作を読むことをおすすめできる。

そんな1冊でありました。笑

13th in June/171th in 2022