パッとしない子/辻村深月

芦田愛菜 ちゃんの本で対談していた著者。

愛菜ちゃんは著者のコトを神様だと思っていたという。

そんなやり取りをみて興味が出て、

KindleUnlimited にあったので読んでみる。笑

小学校教諭の主人公。担任していた教え子のお兄ちゃんが、国民的アイドルに。自分がそのアイドルと接していた時間を羨む周りの人々。

そんな小学校に何年かぶりに赴任する主人公。

そこに国民的アイドルが訪問。

在校中にいた先生が一人いると校長はアイドルに伝える。

大勢の中から、アイドルと目が合う主人公。

二人きりで話をしたいとアイドルから提案される。

胸がドキドキする主人公に向けられる、

アイドルからの言葉。

自分は何気なく、軽い気持ちでかける言葉。

それがここまで、人生を左右するような、

憎しみを生むものなのか。

言葉の重みについて、

とても考えさせてくれるそんな1冊でありました。

愛菜ちゃんありがとう。笑

7th in June/165th in 2022