教授とミミズのエコ生活/三浦俊彦

自宅の新築にともないソーラーパネルを設置。

エコに関連する事を他にもなにかしてみよう。

そんな風に思い始める「ミミズコンポスト」

私は知らない世界でしたが、ググるとたくさん関連した商品やサイトが出てきます。生ゴミをミミズに分解させて堆肥化するというやつです。

著者は大学教授でありながら小説家。三食をカップ麺で過ごし、さらに300錠以上のサプリメントを毎日呑んでいるという。

そんな食生活なので生ゴミなど発生しないのに、ミミズの餌を捻出するため、わざわざ生ゴミが出るような食品を買い求めたり、茶殻がたくさん出るようたくさん茶葉を使ってお茶を飲んだり、本末転倒ぶりが笑えます。

近所に住む母が、一人暮らしを心配してたまに料理を作りに来るのだという。たくさん作り、冷蔵庫に食材を含めて満載にしていく。「3食カップ麺」の著者は、とても煩わしく思っていたことだったが、ミミズの餌を確保できるので嬉しいことに変わったとのこと。笑

お母さんが読んだら、さぞかし悲しむ事でしょう。笑

ミミズを説明書どおり扱っていれば良いものの、著者は探究心から様々な仕掛けを試みます。

ミミズが全滅したりその兆候など、研究者&小説家ということもあり、おもしろおかしく文章が綴られています。

大変楽しませてくれる1冊で有りました。笑

私も興味が出たので飼って見ようと思いましたが、

「ヨメにまちがいなく反対されるだろう」そんな風に思い、

即、却下です。笑

25th in May /157th in 2022