伝えることから始めよう/高田明

家業のカメラ店の手伝いで観光写真や

宴会写真を撮っていた時代から

年商1700億円超の日本一有名な通販会社をつくり、

社長を辞めるまで。

生い立ちから半生を振り返り

社員に伝えてきたことのエッセンス。

それをまとめたのが本書だと言う。

伝えたつもりが、ちっとも伝わっていない。

そんなことはよくある。

「伝える」ことは大事ではあるが、

それだけではダメで如何に「伝わる」かが大事だと言う。

「伝える」と「伝わる」は違う。

伝わっていないことで問題が起きたり、

対立が起きたりする。

「伝わるコミュニケーション」に関する著者のノウハウは、

世の中で起こっている問題を解決する

ヒントになるかもしれないと思いこの本を書いたという。

著者の経験して来たことを自伝的に淡々と綴れています。

私は「読み上げ」で読んだので、

その語り口はとても聞き慣れた感じの、

テレビショッピングで聞いたものと同じ。笑

何故かよくわかりませんが、頭に残ります。笑

会社が成長する過程を引率する著者と、その思想や手法など。

大変、刺激をいただけました。笑

最後の方にこんな一文があります。

コピペです。笑

何をするにも手遅れなどということはありませんが、やるなら今すぐ始めなければだめですよ。これだけは間違いなく言えます。そうしないと間に合わなくなるからではありませんよ。もっと早く始めておけばよかった、と後悔しないためです。そして、今すぐ始めない人のほとんどは、明日になっても明後日になっても、始めません。

著者はこの本が出たとき68歳。

英語圏とフランスにホームステーをして、

英語とフランス語のネイティブレベルになると言っています。

ゴルフは90を切ると公言している。

今始めない人は、いつになっても始めない。

心に止めて精進しようと思います。笑

19th in April / 118th in 2022