ユーチューバーが消滅する未来 2028年の世界を見抜く/岡田斗司夫

数年前に発行された本書。

YouTuberを例にあげ、

2028年の未来予想をしています。

YouTuberに関する記述は一部ですが、

なかなか興味深い、そんな内容が盛りだくさんです。

未来を予測する3大法則は

「第一印象至上主義」
「考えるより探す」
「中間はいらない」

インターネットの普及により

従来成り立った仕事。

そして恋愛までも不要になりつつあるという。

未来を生き抜く手段はたった2つ。

1つは「強者の役に立つ」
2つは「強者の機嫌をとる」ことだという。

19世紀半ば、アメリカのカリフォルニアで金が発見され、一山当てたい山師が殺到するゴールドラッシュ。実際に金を掘り当てた人はほとんどいない。一山当てたのは、山師たちにズボンやスコップを売りつけたり、酒を飲ませたりした商人たち。

うまくやっていて景気のいいヤツや、

これから成功しそうなヤツの近くに行くべき。

探すのは「仕事」ではなく、「人」だという。

そして大事なのは、とにかく生き抜くこと。 

「会社をクビになったけど、仕事が見つかった」 
「子供を高校に通わせることができた」
「苦労や不幸を乗り越えた状態」
「なりたい自分を実現出来た」

そんな事柄が「幸福」だと感じる。

その様な思想は過去の話であり、

そんな思い込みこそが「不幸」なのだという。

「未来は面白がった者勝ち」

そんな風に著者は説いています。

「どうすれば損か得か?」などというのは

正解があると思っている人の幻想だという。

これからはあらゆるものが崩れて行き予測はできない。

だから、面白い。

そんな風に思えることが「幸福」なのだという。

商売をしている人はみんなそうだと思いますが・・・

短いスパンでも先は不安でしかありませんね。笑

そして「孤独」ですね。笑

将来の不安に対して嘆くより、

ワクワク出来るようなそんな人間で

ありたいものですね。笑

84th in 2022