50歳を超えても30代に見える生き方「人生100年計画」の行程表 /南雲吉則

見た目の若々しさを保つため。

そんな本かと思い手に取りましたが、

著者は現役医師ということもあり、

生活全般から始まり健康、食生活などについて、

病気になる仕組みなど、多方面から勉強になる1冊でございました。

がん細胞を悪いもの。そんなふうに決めつけていますが、

不摂生な生活習慣により自分が痛めつけた組織たち。

それらを修復するために細胞分裂を繰り返す。

間に合わなくなった時、ガン細胞が救世主として現われるのだという。

ガンが悪いわけでは無く、不摂生しているあなたが悪い。

まるで説教をされているような気分になりました。笑

痛風の仕組みについて書いてありました。

痛風の原因は「プリン体」それは卵に多く含まれる。

生態系の中で子孫を存続させるため、

たくさん食べられないようにする「毒」なのだという。

タラや、サケの繁殖を邪魔しない様に・・・

食いすぎんじゃねーぞという警告で、足の指の付け根や、

足首。膝などに、攻撃するのだという。笑

タラちゃん、イクラちゃん。

子孫繁栄を願いますので許してください。笑

そして心臓について、興味を引く記述がありました。

心臓を構成している細胞は「終末分裂細胞」と呼ばれ、子供の頃にすでに細胞分裂を終えている。

その証拠にこれだけガンが増えているのに心臓のガンはない。

生まれてから死ぬまでに心臓が20億回拍動出来るという。

20億回というのは平均寿命の80歳程度で達する。

「スポーツは体にいい」と聞いて、普段運動をしない人が

急に走ったりすると心拍数を無駄に消費してしまう。

実際「ジョギングの教祖」と呼ばれた

アメリカのジム・フィックス氏は、

わずか52歳で心筋梗塞にかかって亡くなっている。

運動は散歩程度を推奨しています。

無理な運動はやめましょうね。笑

せっかく本を読んだので、著者が推奨している。

「ごぼう茶」

早速、薬王堂でゲットしてきました。

他の不摂生を改善するのは難しそうなので、

罪滅ぼしに飲んでみようと思います。笑

https://190dai.com/2022/02/01/2022年2月まとめ/