見た目の若々しさを保つため。
そんな本かと思い手に取りましたが、
著者は現役医師ということもあり、
生活全般から始まり健康、食生活などについて、
病気になる仕組みなど、多方面から勉強になる1冊でございました。
がん細胞を悪いもの。そんなふうに決めつけていますが、
不摂生な生活習慣により自分が痛めつけた組織たち。
それらを修復するために細胞分裂を繰り返す。
間に合わなくなった時、ガン細胞が救世主として現われるのだという。
ガンが悪いわけでは無く、不摂生しているあなたが悪い。
まるで説教をされているような気分になりました。笑
痛風の仕組みについて書いてありました。
痛風の原因は「プリン体」それは卵に多く含まれる。
生態系の中で子孫を存続させるため、
たくさん食べられないようにする「毒」なのだという。
タラや、サケの繁殖を邪魔しない様に・・・
食いすぎんじゃねーぞという警告で、足の指の付け根や、
足首。膝などに、攻撃するのだという。笑
タラちゃん、イクラちゃん。
子孫繁栄を願いますので許してください。笑
そして心臓について、興味を引く記述がありました。
心臓を構成している細胞は「終末分裂細胞」と呼ばれ、子供の頃にすでに細胞分裂を終えている。
その証拠にこれだけガンが増えているのに心臓のガンはない。
生まれてから死ぬまでに心臓が20億回拍動出来るという。
20億回というのは平均寿命の80歳程度で達する。
「スポーツは体にいい」と聞いて、普段運動をしない人が
急に走ったりすると心拍数を無駄に消費してしまう。
実際「ジョギングの教祖」と呼ばれた
アメリカのジム・フィックス氏は、
わずか52歳で心筋梗塞にかかって亡くなっている。
運動は散歩程度を推奨しています。
無理な運動はやめましょうね。笑
せっかく本を読んだので、著者が推奨している。
「ごぼう茶」
早速、薬王堂でゲットしてきました。
他の不摂生を改善するのは難しそうなので、
罪滅ぼしに飲んでみようと思います。笑