著者は岩手県釜石出身らしい。
そんなこともあり読んでみた。笑
主人公は合コンで知り合った男とスピード婚。
ハネムーンの帰路につく飛行機で、男がいなくなる。
失踪なのか、事件なのか。
主人公の女は思いつく順番に手がかりを求める。
そして、真実を知ろうと求めるほど、
自分が結婚しようとした男は知らないことだらけ。
そんな男と結婚しようとしていた自分に
やりどころの無い感情や自己嫌悪。
そして男は遺体で発見される。
ストーリーはどんどん複雑化していく。
おおお・・・
そう来ますか・・・
と、いう展開でありました。
文章だからこそより考えさせられる、
上手く出来たトリックです。(笑)
主人公の父は八幡平市安代で家具職人。
旦那の実家が五所川原。
第2の殺人現場は安比高原近くの国道待避所。
風景が少し想像できることで、
楽しめる部分はありましたが・・・
いつか、五所川原で「しじみ汁」を食おう。
そんな風に思わせてくれる1冊でありました。笑