ガソリン車の登場から130年。
電気自動車がもてはやされる今、
内燃機関は時代遅れ。これからは電気自動車。
そんな風に言われている。
そしてメディアもそれに同調する。
本書は週刊エコノミストで掲載された特集、
「EV革命100兆円」の記事を電子書籍化。
そのため本の一貫性や流れも全然感じられませんが、
つまみ食いするには良いかも知れない。笑
走るときCO2を出さなくても、
発電がたくさん必要になるので、
発電のフェーズでCO2をたくさん排出する。
EVにシフトは必ずしも、絶対ではない。
そんな論調はもちろんある。
しかし、発電も脱CO2に向けて動いている。
発電する「生産者」と、EV使用する「消費者」
消費者側から脱CO2にシフトすることで、
「生産者」側にプレッシャーをかければいい。
そんなことが書かれています。
本書ではあまり触れていませんでしたが、
廃バッテリーの処分について。
処分方法が確率していない。
そしてリユースが進まない。
中国では「電気自動車の墓場」が
自然発火など。社会問題になっている。
まだまだ課題は多い。
SDGsが持ち上げられる様に
環境に良いこと=企業の使命=投資対象
そんな構図を感じてしまう。
私はひねくれものなのでしょうか。笑