完全に「嫌われる勇気」に感化されています。笑
著者が「先生」そして相手の「高校生」
会話形式で現在の経済から年金問題まで。
非常にわかりやすく、解説されています。笑
バブル崩壊から始まり、過ちを重ね続けた日銀。
なぜ日本だけ30年も取り残されたのか。
インフレとデフレの仕組みや効能。
世界経済と比べた日本。
国の借金1000兆円。
年金は破綻するのか。
そんな切り口を、高校生の質問と先生の回答で非常にわかりやすく説明してくれており、大変勉強になりました。
その中で、国の借金について。
うまく解説されています。
国の借金はバランスシートの右側。
負債と考えると良いという。
それに見合う、左側に資産が存在する。
国民一人当たり800万円の借金があると国民に危機感を訴えるが、トヨタのバランシートでは、社員一人あたり8000万円の借金があるという。
そんな指標でトヨタが破綻するなどと言う人はいない。笑
うちの会社も社員一人あたり、大分借金がある。笑
そもそも、国民一人あたりの借金額を指標に出すことがおかしいという。
そもそもバランスシートは、資産と負債が同じ額になるものである。
資産が即現金化出来るものであれあるほど、健全と言っても良いだろう。
国の資産は、私の会社にある資産などより、
比べ物にならないくらい、即現金化になるものが多い。
そんなことを考えると、テレビや新聞など。
危機感をあおり、増税するために国民を洗脳する。
国に支配された「シモベ」なのではないか。
そんなことを感じさせてくれる一冊でありました。
