芥川賞受賞、元自衛官で区役所職員。
ニュースで散々見たので、ミーハー読書。笑
自転車便で働く主人公。
著者も自転車好きらしく、そんな描写が目立ちます。笑
作品の中でも、学校卒業後自衛隊に入隊した
設定になっています。笑
すごく短気な主人公。
あるタイミングで、スイッチが入る。
自分に湧き出してくる怒りや衝動をコントロール出来ない。
そんなことが原因で、職を転々とし・・・
家に訪れた人間に対しスイッチが入り
暴行を働き刑務所へ。
刑務所の中でもいろいろな場面でスイッチオン。笑
トラブルを起こし独居で罰を経験する。
そんな刑務所暮らしの中での自分との葛藤。
「社会不適合者」と言われるそんな人間たち。
そんな社会からあまり理解されない人間の思想や行動など。
小説を通じて感じ取れることが出来ました。
いつも思いますが、小説家ってゼロからこんな作品を生み出すなんて、ホントすげーですね。笑