2035年「ガソリン車」消滅/安井孝之

世間で言われるカーボンニュートラル。

そんな中、ガソリン車はどうなるのか。

100年に一度の変革期と言われる自動車業界。

今まさに動いている話題を

断片情報だけ見て聞き感じている自分の様なものに対し

そんな全体像を理解できるようにまとめてあります。

「ガソリン車の消滅」にフォーカスは当てていますが、

2050年における脱炭素社会実現に向けた道筋として、

EVは必須なものなのではあると思いますが、

オンリーでなないし、オンリーになれるものではない。

現時点ではそんな印象を与えさせてくれる1冊でありました。

イーロン・マスク関連の本を読むと、

テスラ一強の世の中であり、

ハイブリットなど時代遅れだ。

そんな論調を目にします。

しかし、CO2はそもそも、走行時だけ排出するもでは無い。

製造時、発電はどうなのか。

リサイクル、リユースは。

電気自動車=未来。そしてエコ。

そんな風に単純で無いことは確かです。

自動車産業におけるカーボンニュートラルを

いろいろな方面から感じ取れることが出来て

大変勉強になりました。