空気を読んではいけない/青木真也

総合格闘技を見ない人は知らないと思いますが、
「寝技世界一」と言われ
見るものを魅了しそしてトリッキー。
そして勝利を積み重ねて行く。
そんな著者の幼少からプロ格闘家として
活躍するときまで、事細かに描写されています。

題名にあるように、
「徹底的に空気を読まない」
幼少のころ父から、
「なんでみんなと一緒にやるんだ」
「なにかやるときは一人でやれ」
そのように言われて育ったという。

大人になっても友達はいない。
欲しいとも思わない。
いない方がいい。
揉め事が増えるだけ。
そのように書いてあります。笑

練習の後はもちろん、ビックマッチの後でも
食事に誘われても絶対行かないという。

桜庭和志と対戦した夜も、
会場で配られ余った「しゅうまい弁当」を2つ。
持ち帰って食べたと言う。

何かしたら、すぐ「御苦労会」
せっかく集まったから・・・
「メシ行くべ!」という名の「飲み会」

そんなアルコール依存症の
私からみると信じられません。笑

自分は他人からどう思われても構わない。
嫌われてもいい。
自分の信念を曲げずに成功。
そしてそれを継続してみせる。

そんな力強さを感じさせてくれる本でありました。

そしてすぐ「飲み会」したがる自分に自己嫌悪です。笑