駆けて来た手紙/熊坂義裕_2nd

この本について書くのは2回目です。笑


「尿酸値を下げる薬は飲み続けなければ駄目だよ」

先週ワクチンを受ける前、問診で著者にこう言われた。

自分はもらった薬がなくなり、発作も出ないので

気にもかけていなかったが、著者の「腎臓に来るよ」

そんな言葉に怯え、本日登院し診察を受けた。

診察の後、本の話になった。

「奥さんにあげたから要らないよね」そう言われたので、

「嫁がもらう前に、電子書籍を買って読みました。月刊誌に寄稿したやつを集めたということもあって、内容も多岐にわたっていて、出てくる地名や人の名前もわかるし、あと、最近原発の本を結構読んだので知らない福島のこともしれたりして、すごく面白かったです。」

「ありがとうございます」

そう言ってくれた。笑

そして電子書籍について聞かれたので、

大きな引出しのある私は枝葉付きで回答した。笑

脇で看護婦さんは呆れ気味であった。笑

そして帰る間際渡された物があった。

「尿酸値が気になるあなたへ」

加えて、8/15付け岩手日報のコピー。

そこには「日報岩手書店会ベストセラーズ」

東山堂(盛岡市中の橋通)

リラパークこなり(宮古市末広町)

そこにはどちらとも1位に熊坂義裕「駆けて来た手紙」

そう記されており、ピンクの蛍光ペンでマーキング。

見た瞬間、「重版になるんじゃないですか」

質問すると、「もう、とっくになってるよ」

そう、嬉しそうに答えてくれた。

その反面、脇で見ている看護婦さんは先程より

「呆れ顔」が進化しているように見えた。笑