やくざと芸能界 / なべおさみ

水原弘の付き人だった時代があると言う著者。

勝新太郎、石原裕次郎、美空ひばり、水原弘。

この4人で毎晩の様に

夕方の6時から朝の7時まで酒を飲んでいたと言う。

昭和の大スター達の、豪快さや破天荒。

凄すぎます。

そりゃ〜みんな、早死するわけだ・・・笑

妙に納得してしまいます。

筆者が少年時代、背伸びし銀座のジャズ喫茶に行った時があったという。

そこで、演奏が耳に入らないほど気になる男性がいたと言う。

恐ろしく日本人離れし、上品すぎる上着。

端正な居住まいの中には、圧倒される気品あったのだと言う。

「君はジャズが好きなのかな?」

声を掛けられ、胸が踊るほど嬉しかったと言う。

「いい機会だから、君に一つだけ話してやろう!」
「世の中すべてのものにはね、3つのものがあると思うことだ。」
「1つ、本物。2つ、偽物。3つ・・・これは見分け難いものでね。似て非なる物と書いて似非物(えせもの)と言うんだ。」

中年男の名は・・・「白洲次郎」
どんな人なのかはGoogle先生に聞いてください。笑

「例えば、今日のバンドの本物は、ピアノだね」

出演バンドは「秋吉敏子トリオ」

おっ???

盛岡バスセンターの跡地に彼女のミュージアムの計画。

そんな事を思い出す。

米国でツアーの際に使っていたワゴン車や愛用のピアノを展示するほか、全国のファンが集めたレコードや雑誌を並べ、喫茶と演奏スペースも設けるとのこと。

ひょんな所から、意外な情報。読書の連鎖。

これも読書の醍醐味ですね。

芸能界と反社の交流。

問題になりますが、芸能界を普通の社会と同じククリにするのはどうなのか。

最低賃金。

残業手当。

時間外労働。

芸能界で監督署に突っつかれた話だと聞いた事が無い。

グダグダになってきたので、この辺でもうやめておきます。笑

https://twitter.com/nhk_morioka/status/1410569189425827842?s=20