「婚活」症候群/山田昌弘,白河桃子


現代は4人に1人が一生独身。

残りの3人に1人が離婚している。

つまり2人に1人が単身で過ごす時代なのだと言う。

「婚活」の名付け親とも言っても良い著者二人。

二人の間には未婚者の多くは、

「結婚したがっている、だけど、結婚できないでいる」という共通認識があると言う。

結婚していない人が増えているという情報に接した時、多くの人の反応は「結婚していないのは、結婚したくないからだ」

しかし、調べてみると、「結婚したいのに、できない」という人が大多数を占めるのが事実だと言う。

婚活は恥ずかしいものではなくなった。

恋愛はめんどくさいが結婚はしたい。

「釣り堀婚」から「価格.com婚」へ

「昭和結婚」を追放するべき。

男性が余る東日本と女性が余る西日本で民族大移動。

夫婦別姓になれば結婚出来る人が何十万人。

いろんな方向から攻めて来ます。笑

筆者はあとがきでこの様なことを述べています。

伝えたいのは「結婚しなくちゃいけません」ではない。

「日本のために子どもをつくりましょう」でもない。

親の時代にはあった、「人生のベルトコンベア」はなくなった。

自然=受身でも、就職し、結婚し、子どもを持つことができた日本人。

自分の人生は自分で選び行動しなくてはいけない時代になった。

旧来の方法ではわたしたちの社会は再生産が不可能。

社会が変わらなければ、行動しても仕方がないという人がいる。

しかし女性の体は社会が変わるまで待ってはいられない。

欲しいものがあれば自分でまず動く……それがこれからの日本人。

特に女性に必要なことだと思っています。

だそうです。笑

独身のみなさま。

自分で動ごかないと決めたら負けですよ。笑

190cmのベルトコンベアより。