日本人がいつまでも誇りにしたい39のこと/ルース・マリー・ジャーマン


大学の食堂で著者は人生を大きく決定づける、

ある会社の求人広告を目にした。

「これをよむことができたらせつめいかいにきてください!」

ひらがなだけの不思議なメッセージ。

株式会社リクルートの出会いだった。

日本生活のスタートはリクルート事件真っ只中。

業績の落ち続ける会社を内部から。

本社総務部。新入社員。

電話対応すら出来ない日本語がわからない外国人。

そんな視点で描かれています。

そんな日本での生活を通じ、自分の文化との違い。

日本の良さを発見。いろいろ指摘しています。

感謝の言葉が豊か。

クラクションがならない。それは想像力が豊かで、気付いていないだけで、知らす程度で大丈夫。

目立たない努力がかっこいい。

アピールすることが苦手なのでは無く、結果で見せる事が良いことだと思っている。

日本人の謙虚は、まちがいなく日本人の長所。

日本にいて当たり前と思っている、落とし物を届けるなど、外国人から見れば信じられないような驚愕の事実。

ダメ元でやるという究極のプラス思考・

ほんの一例ですが、このようなことがたくさん紹介されています。

すばらしき国、ニッポン
〜外国人が驚いた、日本人の美徳〜
早坂隆

同様。

日本はもっと、自分が思っているより素晴らしい。

一人の日本人として、誇らしく。

そして日本人で良かったと思わせてくれる。

そんな1冊でありました。