上京物語〜僕の人生を変えた、父の五つの教え〜喜多川泰

子供の頃にあった夢。

年月と共に消え去って行く。

入れ替わりに訪れる、求める安定。

それは周りと比べて。

すべてお金に換算して。

一般的に言われる大企業に入り、安定した収入を得て、マイカー。そしてマイホーム。収入に比例して増大する支出。いつの時代もお金に縛られる。

はたしてそれが幸せなのか。

幸せとは、自分自身が決めるものであり、

成功とは、お金を得ることではない。

少なくとも、周りと比べるものではない。

やりたいことは自分がやってみないと見つからない。

誰よりも多く成功した人は、誰よりも多く失敗をした人。

「時間という財産に投資するべき」と説いています。

労働は時間をお金に交換するだけで投資ではない。

本を読み、武器を身に付け、自分を磨く。

そして、前向きな気持ちを持ち続ける。

そのために、父は大学に時代に1年に4冊。計16冊を送るので読みなさい。そんな締めくくりです。

せっかくなのでそのリストをメモしておこうと思います。

▼大学一年 春
アルケミスト-夢を旅した少年/パウロ・コエーリョ
▼大学一年 夏
君と会えたから・・・/喜多川泰
▼大学一年 秋
I met a boy.父の日に、バンビ公園で/松尾健史
▼大学一年 冬
この世で一番の奇跡/オグ・マンディーノ
▼大学二年 春
君たちはどう生きるか/吉野源三郎
▼大学二年 夏
「原因」と「因果」の法則/ジェームス・アレン
▼大学二年 秋
アミ 小さな宇宙人/エンリケ・バリオス
▼大学二年 冬
新史 太閤記(上下)/司馬遼太郎
▼大学三年 春
手紙屋 僕の就職活動を変えた十通の手紙/喜多川泰
▼大学三年 夏
手紙屋〜蛍雪篇/喜多川泰
▼大学三年 秋
ビジネスマンの父より息子への30通の手紙/キングスレイ・ウォード
▼大学三年 冬
壬生義士伝(上下)/浅田次郎
▼大学四年 春
坂の上の雲(1〜8)/司馬遼太郎
▼大学四年 夏
賢者の書/喜多川泰
▼大学四年 秋
君に成功を贈る/中村天風
▼大学四年 冬
人を動かす/デール・カーネギー
▼卒業時
NASAより宇宙に近い町工場/植松努

4分の1が自分の著書という、だいぶ偏ったセレクトではありますが(笑)次の読書の参考にしたいと思います。