毒婦。木嶋佳苗100日裁判傍聴記/北原みのり


「名器」自慢に法廷内パニック!

「男性たちには褒められました。具体的には、テクニックといいうよりは、本来持っている機能が、普通の女性より高いと言うことで、褒めて下さる男性が多かったです」

法廷がどよめいた。

木嶋佳苗、逮捕当時34歳。

インターネットで知り合った男性たちから1億円以上のお金を受け取り、彼女の周りでは複数の男性が不審死。

何人もの男を手玉に取り、金を巻き上げ、

容姿端麗でない太った女性であるがゆえ、

余計に世間を騒がせた事件。

その裁判の傍聴記。それも女性目線。

初めて法廷を木嶋を見た著者。

魅力的。感じが良い。所作も優雅。

色っぽさも漂い、なにより声が素敵。

裁判中、切迫感や緊張感というものは全く感じず、

「楽しそう」にさえ見えたという。

女は男のようにブスを笑えない。

「被害者に同情出来ない」

「佳苗に憧れている」

「佳苗ガールズ」と呼ばれる彼女目当てで傍聴に訪れる女性たち。

木嶋佳苗関連3冊目で感じたこと。

不美人だからこそ出来た。

そして男はハメられた。

そんな印象です。

そして男性目線で感じること。

非常に興味が湧いたので、生で佳苗を見てみたい。

以上。笑


本人の自叙伝。
男、セックス、名器。赤裸々と書かれています。
佳苗が私を取材して欲しかったと嫉妬した著書