旦那が突然死にました。/せせらぎ

死別時、妻33歳。旦那41歳。子供1歳と3歳。

突然やってくる別れ。

その後の非情なまでの悲しみ。

何度も言われた

「落ち着いた?」

良かれと掛けられた

「前向いて頑張れ」

何を言われても気持ちが逆なでられる

「死別トゲトゲ期」

なんでもかんでも噛みつきます。

手を出さないで!

でも優しくしてください。

そんな記述があります。

言葉を掛けるより、優しさだけを示せばいい。

掛ける言葉が浮かばない時は、

無言でも良い。

優しだけ示せば良いらしい。

自分もその様な立場にならないと、わかりませんが

変な言葉を掛けられるより、黙って神妙にしてくれた方が、

悲しんでくれてるんだ。

心配してくれてるんだ。

そう思うかも知れませんね。

子供がこんな小さいときに、旦那に先立たれ

悲しさの中にある大変さ。そして葛藤。

ビシビシと感じられます。

いつも言い争いや喧嘩をする夫婦でも

存在するだけで大きな価値が有る。

当たり前の日常に感謝することが出来ました。

ブログの書籍化ということで、読んでいる最中に

書き手について調べました。

せめて顔だけでも見たい。

叶いませんでした。

私は本を読むときについて作者に関して調べます。

少しでもどんな人が書いているのかイメージ出来るだけで内容が入りやすい様な気がするからです。

しかし、読み終えて最後のページ。

なんの説明もありませんが、

結婚式の当日だろうか。

微笑むタキシードを来た男性と、

ブーケを右手に持ったウエディングドレス姿の

満面の笑みを浮かべた女性の写真。

一瞬にして本の全文を思い出させる様な素敵な写真です。

さすがの私もナミダ、ちょちょぎれでした。笑

妻に

どんな罵声を

浴びせられても

耐える勇気。(笑)

与えていただき、ありがとうございます。