わたしの家に父が譲り受けた「のりたま」というあひるがやってきた。静かだったその家には、子どもたちが集まるようになった。母もそんな様子を嬉しく思い、家に入れたりお菓子を振る舞ったりするようになる。しかし体調を崩した「のりた
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わたしの家に父が譲り受けた「のりたま」というあひるがやってきた。静かだったその家には、子どもたちが集まるようになった。母もそんな様子を嬉しく思い、家に入れたりお菓子を振る舞ったりするようになる。しかし体調を崩した「のりた
続き第161回芥川賞受賞作。 今村夏子さん、実は3冊目。「星の子」を読んで巻末にのっていた対談で、俄然興味津々になり「あひる」を読んだ。その解説で触れていた、本書に誘われて3冊一気読み。 今村夏子おそるべし。笑 垣谷美雨沼は
続き現代の日本ではあらゆる場面で「不機嫌」を露わにする人が後を絶たない。特にSNSの発達により、自分の感情や怒りを簡単に発信できるようになった。 不機嫌を表にして、物事がうまくいくケースがあるのか。 不機嫌だと自分も仕事に集
続き先入観で「最底辺」=「貧困」をイメージして読み勧めましたが、そうではなかった。著者自ら、テレクラや掲示板から始まり最近話題の出会い系やマッチングアプリ、出会いカフェなど。20年以上もの年月で出会った変わった女達を紹介して
続き垣谷美雨さんが止まらない。9冊目です。 いったい彼女に今月、いくら貢いだのか。笑 有名大学を卒業して入社した中堅の会社が倒産。派遣で働き、正社員にならないかと打診されるかと期待するも派遣切り。その日に同棲していた彼氏から
続き先日読んだ「ホテルローヤル/桜木紫乃」 ラブホテルを舞台に繰り広げられる、様々な人間模様について興味が湧いたところに、Kindle Unlimitedで見つけたので読んでみました。「ラブホテル」という読書の連鎖です。笑
続きテレビのバラエティ番組でよく見る「デヴィ夫人」の著書です。 現在日本における社会問題や国際情勢に興味がある人に、去年220冊、今年は既に280冊読んだ私から、読書出来ない、しない人に、大変おすすめ出来る1冊です(笑) ま
続き垣谷美雨さんが止まらない。笑 8冊目です。 姑が亡くなり、住んでいたマンションを引き払うことになった。業者に頼むと高くつくからと、嫁である主人公はなんとか自分で遺品整理をしようとするが困難だらけ。夫も手伝うようになるが
続き片付けをテーマにした短編集。 「片づけ屋」が様々な問題を抱える4人と出会い、その部屋の要らないものを片付けながら、その人の心にあるわだかまりをほどいていくものがたり。 社内不倫に疲れた30代OL。 妻に先立たれた老人。
続き高齢者が国民の3割を超えた日本。社会保障費は過去最高を更新し続け、国家財政は破綻寸前。そこで政府は大きな決断を下す。 「日本国籍を有する70歳以上の国民は誕生日から30日以内に死ななければならない」 2年後に法律の施行を
続き「夫源病」とは夫の言動によるストレスで妻の更年期障害を誘発したり悪化させたりすることを指す。正式な病名ではなく「熟年の妻が訴えるめまいなどの原因の多くが夫にある」と考えた石蔵文信医師によって命名された。 主人公は定年オヤ
続き本書はこんな人に読んでほしいと書いてありました。 ・伝えたいことがなかなか伝わらない・伝えなくちゃいけないとわかっているけど、伝える勇気が出ない・「どうせ伝わらない」とあきらめている・「伝えるのが面倒な人」に振り回されて
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