今村夏子さんの「星の子」を最近読み直した。巻末に著者との対談が掲載されていて、なんか興味が出たので読んでみよう。そんな風に思って手にとってみました。笑 1991年、第104回芥川賞受賞作。早くに両親を亡くし二人で生き
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今村夏子さんの「星の子」を最近読み直した。巻末に著者との対談が掲載されていて、なんか興味が出たので読んでみよう。そんな風に思って手にとってみました。笑 1991年、第104回芥川賞受賞作。早くに両親を亡くし二人で生き
続き最近「母性/湊かなえ」を読んだ。その中で主人公が、慕う友人の姉から占いをされたあと、様々な助言をされ、のめり込んで行く様子が描かれていた。そんな様子を想像し、本書を読み返したくなったので久しぶりに読んだ。たぶん5回目く
続き五感とよばれる、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚。私は幸せなことに5つ全部兼ね備えている。一番失いたくないものを問われたら「視覚」と答えるだろう。そんな私たちが最も頼っている視覚という感覚を取り除いてみると、身体は、そして
続き母親の言いなりになって生きそして愛されていた主人公。母を慕う反面、娘に愛情を注ぐことが出来ない葛藤。その母親を失う出来事と娘の関係性。 自分は父と母を選んでこの世に生をなしたので、母を慕うのは当然だと思っていた。しか
続き最近はAudibleを結構聞いています。思い立ってこんなワードで検索をした。「榎本倫子」・・・Facebookのタイムラインで彼女がオーディオブックを吹き込んでいる内容を思い出したのです。検索したところ4冊出てきたので
続きこの世界の歴史を支配しているのは「自分は被害者」という思想だという。ロシアがとった行動の裏側には、大きな「恐怖心」と「トラウマ」があり、ウクライナでの軍事侵攻による力を西側に見せつけ、かつてのロシアの栄光を取り戻す。そ
続き「お金」と「食」、「金融」と「一次産業」、異質なふたりの語りから見えてくる。これからの社会のかたちと、新しい生き方。「豊か」と「幸せ」はイコールなのか。そんなことをとても考えさせてくれる本書でありました。 印象的なワ
続き中国の不動産バブルは崩壊しつつあり、いよいよ中国経済崩壊が現実的になって来たという。 すべての根源は、習近平と言う老害の経済音痴が愚策を重ねたため。そもそも共産圏では民主主義国とは違い一定以上の経済発展は出来ないという
続きマーケティングを学べる小説仕立ての本ですが、コーヒー業界の歴史や社会的背景など、少し詳しくなった気にさせてくれる内容です。 ブラック金融会社を逃げ出した新町さくら。とあるきっかけでコーヒー会社・ドリームコーヒーに入社
続き日本の報道ではツイッターの買収劇に代表されるように、過激な発言や強引な経営手法が注目されている印象がある。私はイーロン・マスクの本を何冊か読んでいますが、日本の報道はきっとあまりイーロン・マスクについて、日本国民に知っ
続き私がこうやって読書したことをアウトプットするようになったのは、著者の「学びを結果に変えるアウトプット大全」を読んだ影響がとても大きなきっかけとなりました。本書ではそんな著者が考える読書術について詳細に語られています
続き今村夏子さんは芥川賞受賞作「むらさきのスカートの女」で独特な世界観にハマり、本作で6冊目となります。「あひる」「星の子」「こちらあみ子」「父と私の桜通り商店街」どれもこれも、簡単に言ってしまえば「不思議」です。共通する
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