Twitterフォロワーが78万人を誇る著者が、読書に限らず、各種メディアをどのように活用して情報を収集し、知識に変えるかというノウハウが紹介されています。読んだ内容からどのように概念を抽出するかなど、新しい発見をたくさん得ることができました。特に、「罪と罰」を例に、読書が難しそうな本を読む技術が紹介されていました。話を聞いているような感じでサクサクと読み進めることができ、様々なデジタルツールの使い方も紹介されているため、私のように本を読んだり新しいものに興味がある方には大変参考になる1冊です。
電子書籍のメリットを9つ紹介していました。
①_手軽にどこにいても買える
②_試し読みできる
③_あるテーマの全体像をさっと得れる
④_文章を検索できる
⑤_文章をコピペできる
⑥_リンクを張れる
⑦_大きな文字で読める
⑧_分厚い本でもハードルが低い
⑨_本棚が不要で場所いらず、端末を無くしても大丈夫
著者は電子書籍が出ているのなら電子書籍を買うべきで、わざわざ紙の本を買う必要はないと断言していいと言う。
私も全く同感です。笑
①〜⑨までとても体感しているし、それ以外に私は読み上げさせることができることが大きな利点だと思っています。
読み上げさせるなら「オーディオブック」でもいいだろうという人がいるかも知れません。
私も何冊も買って聞きましたが、④の検索できないし、⑤のコピペできない。どこに何が書いてあったのか、思い出したいときにはまた聞くしかないのが非常に難点だと思います。
著者は「学び」というものの本質は、さまざまな知識を自分の頭の中で「統合」していくことだとわたしは考えているという。
知識がたくさんあっても、統合されていなければ「雑学」や「ウンチク」でしかない。
統合されてはじめて「教養」になる。
そこまで進まないと、「学び」には意味がない。
「学び」に出来るよう精進しようと思います。
17 th in March / 66 th in 2023