尿管結石になったら小豆みたいなのが出た/ふんと

 本書は著者が尿管(尿路)結石に3回なった、痛みとの戦いと、病院でのやり取り、石が出て治るまでの、戦いともいうべき奮闘記がつづられています。

 とても強い痛みが出たのは3回だが、これまでの経験で体の痛みから推測すると、苦労せずに排出された小さな結石も含めれば、もっと回数は多いと推測されるという。

 1回目は訳も分からずにストレス原因の内臓疾患かと思い診察を受けた所、尿管結石と判明。薬を服用して気が付かない内に排出。2回目と3回目はそれから約七年後に連続してなり、毎日水を沢山飲み、歩き回ってなんとか排出。

 3回目に排出して初めて目視で確認したのが、長手方向で10㎜ほどのタイトルにある「小豆」のような形をした結石だったという。「内容としては医学的に正しいかわからないので、人により症状も違うかと思うが、あくまでも尿管結石の一例として読んでもらえれば幸いです。」と書かれていましたが、なったことない人からみれば、まさに「結石マスター」の称号を与えたいくらいです。(笑)

 先日読んだ「尿路結石になった話 / マツオ大吉」のアウトプットでも書きましたが、実は最近、わたくし・・・「尿道結石」を発症しまして、病院に行って撤去 してもらいました。そのお話をみなさんに聞かせる時、少しでも面白いお話が出来るよう、うんちくをためようと「結石系」の本を読みまくっています。

 アウトプットは本書が2冊目ですが、実はあと4冊は読了済みです。ほとんどが「尿管結石」の体験記のような内容ですが、アマチュアによる本格的な内容で無いので、とても短いものが多いあたりは、さすがKindle本といった感じです。

 本書を読んでいる最中もそうでしたが、読めば読むほど、あの撤去されるときの痛みを思い出します。あの痛みをどう説明すれば、酒の席で周りを盛り上げることが出来るのか。そんなことを思いながら、あと4冊、アウトプットしようと思います。

 いま考えている比喩の第一候補は「チクワに入ったパチンコ玉」です。アナタなら、パチンコ玉をどうやって取りますか? そんな投げかけをして、本日は終わりたいと思います。(笑)