好きで結婚したのになぜ関係が悪くなるのか。浜の真砂は尽きるとも夫婦ゲンカの種はなくならない。なぜ夫と妻は分かり合えないのか。
その理由は、コミュニケーションの取り方、物事のとらえ方、育てられ方が #男性と女性では大きく違う から。夫婦関係を改善、維持する秘訣をテレビで人気の家族問題カウンセラーが解説しています。
男側からすると、少しドキッとする本書のタイトル。必要な伝達事項を送っただけなのに。妻はイラッと する。
基本的に男性は、何かを伝える為にコミュニケーションをとる。
そしてその方法は用件のみ伝える ときが多い。男は事実を伝えるというアクションを大事にする傾向がある。
しかし、その報告じみたラインに「上から目線」を感じてイラッとするのだという。
男性と女性のコミュニケーションの、スタイルの違いを明らかにしながら、関係改善のヒントを本書は提示してくれます。
「夕飯何がいい?」「なんでもいいよ」「どっちが似合うかな?」「どっちでもいいんじゃない」妻とこのような会話をした覚えはないだろうか。
夫としては正直な気持ちを言っただけかもしれないが、妻には「この人は私に関心がないのだ」と思わせてしまう。
女性は会話をして #共感を積み重ねていくことを求める ため、用件だけのLINEや「どっちでもいい」などという会話を、とても嫌うのだと著者は説いています。
男と女のすれちがい根本的原因は「#男性は解決重視」であり、「女性は感情重視」であることを理解するべきだという。
なるほど、なるほどと・・・とても感心させられました。(笑) 具体的な事例や、夫婦でのやり取りなど、こうではなく、こうしたら良い。とても具体的に示唆してくれるとても参考になりました。
どれくらい実践できるかは別として、頭の奥底に入れておいて損はない。そんなとても勉強になる1冊でありました。