本書は最速で痩せたい人というより、二度と太らない体になりたいという人に向けの内容といった感じです。
単純ですが、カロリーの摂取量より消費量を多くすれば痩せる。自分に必要なカロリーはどれくらいなのか。運動でどれくらいのカロリーを消費できるのか。ロジカルというくらいなので、論理的ですがとてもわかり易く書かれている印象です。
カロリーを消費する行動の筋トレや有酸素運動は、あまり痩せる効果は期待できず、食事を管理するほうが合理的だとわかりました。
フルマラソン×2回でも体脂肪1キロ分すら落ちないという。食べていいカロリー量は「34×なりたい体重」だという。痩せている人が実践している12の生活習慣があるという。
- ごはんをお変わりしない。
- おなかが一杯になったらやめる
- 「ちょっとだけ残すのはもったい」ないと考えない
- 「腹八分目」より「足るを知る」
- 達成すべきは「結果目標」ではなく「行動目標」
- 「代謝」や「体質」を言い訳にしない
- 「大皿料理」では無く「自分の適量プレート」を食べる
- 自分に都合のいい「免罪符」は封印
- 体重計の数字に囚われない
- 「チートデイ」を「チートウィーク」にしない
- 飲み会やパーティーは避けなくてOK
- 「痩せた側の住人である」というプライドを抱く
私は特に太っているわけではありませんが、この12か条を覚えておいて、飲み会のときに太ったやつを、イジメるネタにしようと思います。笑
2月14冊目_2025年25冊目